住宅ローンは、返済が長期に渡るため、
その間に「まとまった余裕金ができた 」
「子供の進学で一時的に支出が増えた 」など、
生活状況の変化や収入の変化が生じる事があります。
返済条件の変更とは、このような生活に起こる様々な変化に合わせ、
返済の途中で返済期間や返済方法を変更することを言います
Point 1 「返済条件の変更」の種類
金融機関により異なりますが、返済条件の変更の種類を例示すると下記の通りとなります。
変更の種類により要件を伴う場合がありますので、事前に確認しておく必要しておく必要あります。
支払期日の変更
ボーナス払い月の変更
「毎月払いとボーナス払いの併用」から「毎月払いのみ」への変更
毎月払い分、ボーナス払い分の金額内訳の変更
元金均等返済から元利均等返済への変更
元利均等返済から元金均等返済への変更
返済期間の延長または短縮
元金の返済猶予期間の設定
一定期間における返済額の減額
変動金利型から固定金利型への変更(※フラット35はできません
)
Point 2 「返済条件の変更」に掛かる手数料
金融機関により手数料が異なりますので、事前に確認しておく必要があります。
(フラット35の場合は手数料不要 )
Point 3 「返済条件の変更」の注意点
シュミレーションを行っておくことをお勧めします。
返済方法の変更を行っても、他にも返済を抱え返済の継続が難しいと思われる方は、
個人版民事再生法を利用する方法もございます。
弁護士や法律の専門家にご相談されるのも一つの方法です。
(※個人版民事再生法とは、裁判所を通じて負債を整理しながら生活を再建するための手続きを行うものです)